自分の人生を自分が率いない

なにかにつけてうまくいかないっていうことがあり、仲の良いともだちと談笑しているときはいいけれど、それいがいは絶望的に鬱屈したきぶんになる。いままでの自分の積み重ねも、なにを重ねてきたのか、すべてもろく、なにもできない自分自身とはなんなのかとか、そればっかり思いながら、息を吸ってるかんじ。広い世界にでていって、いろんなひとにかかわるってことは、青々した芝生をずんずん見学にいくのとおんなじこと。自分の周りの、同じに色に染まった環境のなかにいれば、朱色でも赤くなって、なにも考えず横並びの一緒くただ。そう考えれば、外にでていったことの意味もあるけれど、鬱屈としてパワーを奪い取られるような性格であるなら、逆効果な気もする。